鳥取の地震禍 梨落果、選果場も・・・ 復旧支援策を検討 JAグループ
震度6弱を観測した鳥取県中部を震源とする地震から一夜明けた22日、県内各地で被害が明らかになってきた。震源地に近いJA施設や組合員宅で建物に被害が出た他、特産の梨の一部で落果が発生。選果施設も被害を受けたため、今後の出荷への影響が懸念される。JAグループ鳥取は21日、高見俊雄JA県中央会会長を本部長とする対策本部を設置。状況把握に努め、復旧支援対策を早急に進める考えだ
県によると、一部の園では8割程度が落果。22日までの被害金額は、倉吉市と湯梨浜、北栄、琴浦の3町合わせて5410万円に上った。(yahooニュース 日本農業新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161023-00010001-agrinews-l31
鳥取地震により梨の落下する被害が相次いだという話題
他のニュースによると台風18号でも被害を受けていたとのことでWパンチだという報道もある
「台風とダブルパンチ」=特産の梨も被害、農家嘆く―鳥取地震(時事通信)
さて、今の時期に梨がまだ樹になってるの?と思う方も多いようだが、まだこれからの時期の梨も意外と種類がある
出回りの時期としては
8月、9月…幸水、豊水
10月…新高(にいたか)、新興
11月…王秋、にっこり
12月…愛宕(あたご)
などこれからが旬の品種も多い
今回被害を受けた王秋は収穫直前、愛宕はもう少し先だが1キロにもなる大玉の品種なので落果の被害も大きかったのだろう
ちなみに鳥取といえば20世紀梨が有名だが、これは8月~9月が旬であるため今回の地震ではおそらく被害はなかっただろう
100年前から栽培されている品種のため、これを親とした新しい品種に改植がすすんでいる地域もあるようだ