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台風5号 発達しながら北上中 小笠原諸島は強風・高波に注意

   

台風5号

台風5号の今後5日間の進路予想

台風5号の影響で、小笠原諸島の海上では今夜遅くからしけとなり、あす6日からは風も強まるため、強風や高波に注意が必要だ。

台風5号は、5日午後3時現在、小笠原近海にあって、1時間におよそ20キロの速さで北上している。中心の気圧は992ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。
台風は今後も発達しながら、7日にかけて小笠原諸島の東の海上を北上する見通しとなっている(yahooニュース)

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6210074


 

台風5号が日本に接近しているという話題

今年は過去2番目に台風の発生が遅い年であったためまだ5号である
昨年は台風5号は4月に発生しているし、8月初めには台風14号が発生していたことからも、今年の発生の遅さが際立っている

今回の台風は関東に直接接近する見込みのため、現在の威力から勢力を拡大したまま被害をもたらす恐れが高いため注意が必要であろう
関東接近時は965hpa、風速35mの予想である

ただ6月には過去最低の貯水率で水不足が心配されていたがこれで一息つけるという見方もあるだろう
現在でも鬼怒川水系は10%取水制限中である(先週までは20%だったが最近の降雨で少し改善された)
貯水率この25年で最低に!! 首都圏の水、今後どうなる!?

引き換えこちら九州など西日本では晴天が続き水不足になっている地域が増えている
早明浦ダムも取水制限が60%となっているうえにこの先1週間予報でもまとまった雨の降る予定はなさそうである
高知・早明浦ダム 60%で取水制限

こちらの地元でも水田の用水が不足し、ひび割れる田も見られるようになってきた
この際台風でもなんでも、とりあえず雨が降ってほしいというのが関係者の本音ではないだろうか

そして、今後の農業政策において生産調整が終了し、飼料米や飼料稲の生産を推進していくことを考えればこのような場合においての水源の確保や圃場の整備などが今後農政の課題ということにもなるだろう

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