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急な水漏れ補修にオススメ アーロンテープ

      2016/06/23

農業をやっていると園地に何らかの配管があると思います
消毒や灌水、液肥の混入など農業に水は欠かせません

しかし経年劣化や凍結、その他の原因により配管より水漏れが起こることもまれにあると思います
地上部で末端部であれば元栓を止めて配管をやり直すことも簡単です
しかし埋設配管だったり、長い配管の途中の部位だったりすると途端に作業が困難になります

普通はこのような場合ユニオンを使うことになると思いますが割と大掛かりな作業になってしまうことが多く、また接着材などを使う作業になると固着するまでの時間は作業の中断する必要が出てきます

50mmユニオン

50mmユニオン

 

当農場でも防除作業を行おうと久々に水を通した配管から水漏れが発見されました
40mmの配管の継手部分の接着剤が劣化しそこから水が漏れているようです
しかしどうしても急ぎで防除作業を行いたかったため今回はアーロンテープを用いることにしました

アーロンテープ(Amazonリンク)

テープ同士が自己融着して破損部を塞ぐという性質で圧力が掛っている状態でも補修できます。
金属、PVC、プラスチック、FRP、硬質ゴムなど、ほとんどのパイプやホースの補修につかえます
ガス管や蒸気の配管にも使用できるようです

アーロンテープでの補修後

アーロンテープでの補修後

 

使い方は補修したい部位の周りをきれいにした後テープを引っ張りながら巻き付けるだけ
コツは3倍から4倍まで伸びるテープなのでなるべく引っ張ってぴったり巻き付けるとのこと
おかげで作業時間わずか3分で漏水を止めることができ、すぐに目的の防除を行うことができました

自己融着なので圧力のかかった漏水中でも止めることができること
テープを巻き付けるだけなので作業スペースが取れない場所にも使いやすいこと
様々な形の配管に対応した部品の手持ちがなくても対応できることなど応急処置としても一つ常備していて損のない道具だと思います
配管の補修に悩まされたことのある方はぜひ試してみてください

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