農業改革法案論戦へ 過去最大 17年度予算成立
一般会計の歳出総額が97兆4547億円と過去最大の2017年度予算が27日、参院本会議で与党などの賛成多数により可決、成立した。うち農林水産関係予算は2兆3071億円で、前年比20億円減。農業の競争力強化のため、農地の大区画化など農業農村整備(土地改良)関連事業を増額した。今後、国会の焦点は法案審議に移る。8本の農業改革関連法案を巡っても与野党対決は必至だ(日本農業新聞)
https://www.agrinews.co.jp/p40479.html
2017年度予算が成立したという話題
農林水産関連予算は昨年11月末にまとめた農業改革案「農業競争力強化プログラム」に沿った内容である
あの時はTPP対策という大きな題目がついていたがアメリカの離脱によりTPPが発効されなくなった現在でも内容がほぼ変わっていないようだ
あの時の論戦は何だったのか…
大きく予算が増えたのは土地改良事業で前年より200億円ほど積み増している
今後は農業改革関連法案の審議が中心となってくるが大きな話題としては
・農業資材価格引き下げや農産物流通の合理化へ業界再編を促す農業競争力強化支援法案
・生乳の流通改革のための畜産経営安定法改正案
・収入保険制度を創設する農業災害補償法改正案
といったあたりが注目すべきポイントとなるだろう