E型肝炎が過去最多、豚・イノシシなどの生食で感染か
豚やイノシシ、シカなどを生で食べることで感染するE型肝炎の患者が、今年すでに227人に上り、調査を始めた2003年以降で最も多くなったことがわかりました。
E型肝炎をめぐっては、豚の生食は危険性が高いとして、厚生労働省が去年6月、飲食店で豚を生で提供することを禁止しました。
厚労省は、「豚やジビエの肉や内臓は生で食べずによく火を通してほしい」と呼びかけています(yahoo映像ニュースTBS)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160719-00000033-jnn-soci
いわゆるジビエの生食でE型肝炎に感染するケースが増えているという話題
ちなみにジビエとはフランス語で狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉
最近はメディアなどに取り上げられることも増えたため、狩猟やジビエ食に興味を持つ若者が増えているらしいが、E型肝炎のほかにも寄生虫などに感染するリスクも高いために食用にする場合は肉や内臓は必ず火を通すようにしなければならない
その他で野外で活動するときに関して気を付ける病気などは
エキノコックス症(キツネなどの糞に汚染された水を飲むなど)
レプトスピラ症(ネズミの尿などに汚染されたものを口にする)
野兎病(ウサギなどに接触)
ジストマ虫症など(淡水生物を生で食べる)
SFTS、Q熱、日本紅斑熱など(ダニなどに咬まれる)
など様々なリスクがあるので十分な経験と注意が必要である
さらに野鳥などでは鳥インフルエンザなどの恐れもある
また野草などでも毎年多くの人が中毒症状を訴え、死亡例も出ている
素人な我々は漫画「山賊ダイアリー」や「ゴールデンカムイ」などを読んで狩猟生活を追体験する程度にとどめておくことが無難であろう