真っ青「安倍首相」を追い撃つ進次郎の「赤い爆弾」
自民党本部で開かれた農林関係の会合で、小泉氏は農水族議員の強い抵抗を押し切り、農協別の農薬価格の公表に踏み切った
小泉氏が公表したのは、青森、山形など9県21農協が販売している農薬144品目の価格を一覧にした表だ。価格差40%以上の品目では、そのパーセンテージが赤字で強調されている。
「小泉氏は全国に666ある農協すべてに、農薬価格などの調査を広げるよう指示しましたが、農水省は及び腰です。JAグループは弱ったとはいえ、自民党にとっての大票田。今夏に控える参院選や、ダブルなら衆院選にも影響しかねません」(農水担当記者)
人気の高い小泉氏を抜擢し、TPPに大反対だった農水族や農協を牽制しようとした安倍官邸。しかし、小泉氏の予想以上の「改革魂」で、官邸は大きな爆弾を抱えたことになる。(女性自身 Yahoo!)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160421-00010000-jisin-pol
自民党農林部会長である小泉新次郎氏が農協取り扱いの農薬価格の比較を公表したという話題(実際に公表したのは3/30)
タブーに踏み込むことができたのは個人で絶大な人気のある小泉氏ならではというところであろう
普通は選挙を控えるこの時期に組織の反発を招くような行動はできない
基本的にJAグループの資材調達は一括仕入れであるはずなので記事にあるところの倍近い価格差の資材もあったというその差額は各農協の取り分ということになっていたのだろうか
今やインターネットでどこからでも農薬を購入できる時代に最大2倍、半数以上の品目が2割以上価格差があるとは不透明な部分があるのは否定できない
大きな農家では農薬などは農薬業者やホームセンター、など様々な仕入れ先を検討することができるが、様々な絡みで農協の資材を使わざるを得ない農家も多い
また、農機や施設などを補助金絡みで利用するとなるとその金額も市場原理から離れた値段設定となってしまう場合もあるだろう
独立した組織なのだから政治が口を出す必要はないという声もあるかもしれないが、不当に農業者から搾取する構造を改めなければ競争力のある農家も生まれてくるはずはないのである