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TPP特委 再開せず 臨時国会へ 審議時間巡り綱引き

   

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政府・与党が今国会での承認を見送った環太平洋連携協定(TPP)は、衆院特別委員会での審議が再開されないまま、参院選後の臨時国会に持ち越される見通しとなった。臨時国会では、審議時間に今国会での約23時間を合算して取り扱うかどうかが焦点となりそうだ。(yahooニュース 日本農業新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160517-00010000-agrinews-pol


 

今国会で承認が見送りとなったTPPはこのまま選挙後まで触れずにおこうという話になったという話題

特別委員会はすでに3週間も開かれていない。全品目譲歩という話題がでた後はほとんど議論も深まらないまま先送りの見通しとなったのだが、与党としてもこれ以上選挙前に票を減らすようなことはしたくなかったのだろう
開会前はTPP国会との位置付けだったような…

40時間程度の審議時間で承認という予定だったようだが現在の審議時間は23時間とのこと
これを選挙後の臨時国会に持ち越すとなれば残りは17時間である
これではまともな審議もなく、国民が全容を知ることのないまま可決ということになってしまうだろう

現在は熊本地震に加えオリンピック問題や都知事の政治資金問題などがニュースを騒がせTPPについての話題は忘れられつつある
これに加えてサミット後に消費税増税延期発表から参議院選挙になだれ込むというシナリオならば選挙の争点にもならない可能性もある

しかしTPPは農業だけでなく様々な分野に及ぶ重要な問題である
きちんとした審議のもとに結論が出されるようにしていただきたい

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