スイセン、ニラと間違えて食べ…一家3人食中毒
2017/04/17
青森県保健衛生課は3日、八戸保健所管内の一家3人が自宅の畑に生えていたスイセンをニラと間違えて食べて食中毒を起こしたと発表した。1人が一時的に入院したが、いずれも快方に向かっているという。(読売オンライン)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160604-OYT1T50153.html
スイセンとニラを間違えて食べてしまい食中毒が発生したという話題
あれ、と思った方は当ブログをよく読んでいる方です(関連記事)
あの記事からわずか一か月のうちにすでに数件発生している模様
これから山菜シーズンに入ることから厚生労働省は「食用と確実に判断できない植物は、絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしましょう。」
と注意を呼び掛けている
厚生労働省 有毒植物による食中毒に注意しましょう
なおこのページで「一部地域で、山菜から放射性物質が検出されています」と注意書きがなされているが、少し前に給食のタケノコから基準値を超えるセシウムが検出されて問題になったばかりである
給食に基準値超すタケノコ 宇都宮の小学校、放射性セシウム
栃木北部の出荷制限区域から取ったタケノコを生産者が出荷→青果市場で宇都宮産(栃木県の県庁所在地、出荷制限のない地域)と偽装されて販売→給食の食材となる
といった流れのようだ
直ちに影響はないというのは確かなのだがコシアブラなどでは基準値の10倍以上の放射性セシウムが検出されたものが道の駅で販売されてしまった例もある
通常の農地で栽培されている農産物はすでに摂取基準的に問題ないものがほとんどであろうが山菜に関しては東北地域の方は食中毒以上に注意しておいた方がよいかもしれない