韓国産マクワウリに残留農薬 基準値の2倍 厚労省が検査命令
2016/10/10
厚生労働省は28日、韓国産の生鮮マクワウリから基準値を超える残留農薬が検出されたとして、食品衛生法に基づく検査命令を出した。輸入時の検査が義務付けられる。既に市場に流通しているが、健康被害の恐れはないという。厚労省によると、8月に東京都内の業者が輸入したマクワウリから、基準値の2倍の殺虫剤クロルフェナピルが検出された。(産経ニュース)
http://www.sankei.com/life/news/160928/lif1609280031-n1.html
韓国産のまくわうりから基準値の2倍のクロルフェナピルが検出されたという話題
まくわうりなんて輸入してるの?と思いきや韓国では「チャメ」という名前で人気があるらしい
果物感覚で種ごと食べると甘いのだそうだ
メロンの種を食べて下痢になる人からすると聞くだけで恐ろしい話である
さて、クロルフェナピルといえば日本でも商品名「コテツフロアブル」としてよく使用される農薬である
劇物、魚毒性ありだが適用範囲が広く、前日まで使用可能な野菜類が多い有用な薬剤である
JA取り扱いなので防除暦に組み込まれている作物も多いようだ
残留基準値は「その他うり科野菜」において1ppmである
日本では前日散布してもOKなコテツが輸入品で基準値越えということは散布時の希釈倍率のミスであろうか?
ただしこの話題もキャベツなどの基準値が20ppmということを聞くとなんだかなあと思わされる話題である
なお日本産の農産物も過去に台湾において抹茶やししとう、サラダ菜などの農産物でクロルフェナピルの基準値超えで回収となった事例があるようである