日本周辺に台風3個か＝9号北上、10号西進―気象庁
2016/08/22
複雑な3個の台風の動き
気象庁は19日、マリアナ諸島近海で午後に台風9号が発生し、北上して22日に関東か東海に接近する見通しと発表した。
八丈島の東海上では19日夜に10号が発生し、西へ進んで22日以降に九州か沖縄・奄美に接近する恐れがある。
さらに、南鳥島近海では熱帯低気圧が20日に11号に変わると予想され、北西へ進んで20日夜にも東北地方に接近する見込み。いずれの台風も、接近前から海上は強風や高波に注意が必要
（yahooニュース 時事通信）http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160819-00000162-jij-soci
日本付近に3個同時に台風が発生する見込みという話題
先日も台風7号が関東から東北、北海道にかけて局地的な大雨をもたらしたが、すでに3個の台風が発生し、日本付近に接近するという
9号、そして11号は再び関東から東北にかけて上陸を伺う様相であり、10号は西南の方向に進んだのち九州の南海上で停滞するという予想である
西日本では1カ月にわたる高温少雨で水不足の被害が出始めているため、今回の台風で少しでも雨を降らしてほしいところであるが、特に10号の西～南に向かう台風というのは大変珍しく、今後の動きに注意が必要だろう
ちなみに昨年の8月20には台風17号が発生している
今年は歴代2番目に遅い台風1号ということで話題になったが、ここまではその流れで台風が少ない年となっているようだ
特に沖縄などでは8月にこれほど台風の被害が少ない年も珍しいとのこと
10号の動きを見ても西日本上空付近によほど強力な高気圧が停滞しているのだろう
早明浦ダムでも例年70％程度ある貯水率が45％を切る見込みということで2次取水制限が行われる見通しだ
早明浦ダム、２次取水制限 きょうから
大分県中津市などでも節水の呼びかけが始まっており（取水制限の可能性 水位低下の耶馬渓ダム ）県内の農業用水も不足気味の報告が上がっている
畑作や果樹などで灌水設備のない園地では作物がかなり弱ってきている地域もある
台風被害は怖いが今の状況では台風が来てでも雨は欲しいというのが農家の思いである